湯上りにはおじ坊主が惚れる
女性の湯上り姿はあでやかで心引かれるものだということ
唯我独尊
自分ほど偉い人はいないとうぬぼれること
唯一無二
このよでただひとつしかないということ
勇往邁進
困難をものともせず突き進むこと
憂患に生き安楽に死す
心配事がある時には緊張し生きるものだが、安楽になると死の災いを招くものだということ
有脚書厨
博学で知識が多彩な人のたとえ
雄材大略
とても優れた才能と計画のこと
勇将の下に弱卒なし
大将が強ければその部下も強いものだということ
有終の美を飾る
最後までやり遂げて立派な実績を残すこと
優柔不断
ぐずぐずして判断に迷いを生じること
勇将の下に弱卒無し
大将が優れていれば部下も優れた働きをするということ
優勝劣敗
優れたものが勝ち、劣ったものが負けるということ
融通無碍
考えや行動が自由である様子のこと
夕立は馬の背を分ける
夕立は局地的に降るものだということ
雄弁は銀 沈黙は金
雄弁するのも大事だが、沈黙しておいたほうが良い場合もあるということ
幽明 境を異にする
死に別れることのたとえ
夕焼けに鎌を研げ
夕焼けになったということは明日はきっと良い天気なので、草刈りなどの支度をしたほうがよいということ
悠悠緩緩
気長にゆったりとしている様子
悠悠自適
のんびりと思いのままに暮らすこと
幽霊の正体見たり 枯れ尾花
正体がわかると怖かったものが怖くなくなるということ
幽霊の浜風
元気のない様子のたとえ
往き大名の帰り乞食
旅行で行きにお金を使いすぎて帰りに乞食のような思いをすること
雪と墨
二つのことの違いが大きいことのたとえ
雪に白鷺
見分けることが難しいことのたとえ、また、目立たないことのたとえ
雪の明日は裸虫の洗濯
雪が降った翌日は暖かい日が多いので着るものが少ない人でも洗濯ができるということ
雪の上に霜
十分あるものにたいして違わないものを付け加えるたとえ
雪は豊年の瑞
雪の多い年は豊作になるということ
雪仏の水遊び
身に危険が迫っていることに気が付かずに、我が身を破滅に導くことのたとえ
行くに径に由らず
正々堂々と事を行うことのたとえ
ゆずの木に裸で登る
大変難しく無茶をすることのたとえ
油断大敵
油断は大きな敵といって良いほどのものだということ
湯の辞儀は水になる
遠慮するのも時と場合によるということのたとえ
夢は逆夢
夢に見たことと現実に起こることは逆であるということ
ゆりかごから墓場まで
生まれてから死ぬまでということ
湯を沸かして水にする
努力や費用が無駄にしてしまうことのたとえ