ことわざ・慣用句・四字熟語一覧「わ」

いろんなことわざ・故事の意味などを紹介します






矮子看戯(わいしかんぎ)

ものごとの判断力がなく他の人の意見にすぐ同調すること


若い時の苦労は買うてもせよ

若い時の苦労は将来役に立つものだから、求めても苦労する方が良いということ


若木に腰掛けな

これから伸びる若者を踏みつけてはいけないということ


若木の下で笠を脱げ

若者は将来どんな出世するか分からないのだから、軽視してはならないということ


我が心は石にあらず 転ずべからず

自分の心は石でなく転がったりしない。固い意志であるということ


我が事と下り坂に走らぬ者なし

誰でも自分のことなら真剣にやるということ


我が仏尊し

自分の考えが何よりも優れているものだと思い込むこと


我が身の臭さ知ることなし

自分の欠点にはなかなか気が付かないものだということ


我が身を抓って人の痛さを知れ

自分の苦痛と比べて人の苦しみを思いやるべきだということ


我が物と思えば軽し 笠の雪

苦労も自分のためだと思えばわりあいと苦にならないということ


和顔愛語

和やかで温和な顔つきや言葉つきのこと


和気藹藹

心が通じ合い和やかな雰囲気な様子


和光同塵

自分の才能を隠して目立たないように暮らすこと


和魂漢才

日本固有の精神と中国渡来の学問を兼備すること


和魂洋才

日本固有の精神と西洋の学問を兼備すること


禍を転じて福と為す

災いを上手く利用して結果として幸福となるようにすること


和して同ぜず

君子は人といたずらに争ったりしないが、自分の信念に関しては曲げることがないということ


渡りに船

何かしようとしているところに好都合な条件があることのたとえ


渡る世間に鬼はない

世の中は無情な人ばかりというわけでなく、慈悲深い人もいるということ


和衷共済

一致協力して仕事をすること


和風細雨

人の過ちや欠点を改めるのに柔和な態度でおこなうことのたとえ


笑う門には福来る

いつも笑い声が絶えないような家庭には、自然と幸福がやってくるものだということ


笑って暮らすも一生泣いて暮らすも一生

どう過ごしても一生なのだから笑って過ごしたほうが良いということ


我思う故に我在り

私は考える、従って私は存在するということ


破れ鍋に綴じ蓋

どんな人にもその人にふさわしいパートナーがいるものだということ


和をもって貴しと為す

人の和こそが世の中で一番尊いものであるということ